昨日までの記事では、EAを稼働する上でのVPS維持メンテナンスに関するコスパやOSアップデートなどサーバーメンテナンス後のMT5自動再起動システムの優位性からConoha VPSからお名前.com VPSへの乗り換え手順を記事にしてみた。

今回の記事ではMacでMicrosoft Remote Desktopアプリを使ってVPSにログインする際の必要事項を述べておこう。
前の関連記事を読む。
まずは昨日ダウンロードしたRDPファイルを使用してログインする方法をおさらいしておこう。

上図は私のMacのデスクトップ画面である、右端の赤枠の場所にリモートディスクトップ用のRDPファイルアイコンが見える。
これはお名前.comで開設したVPSログインに必要な情報が入っているRDPファイルだ。
これをダブルクリックするとパスワードを入力する画面が出てくる。

次に続けますか?というポップが開く。
パスワード管理方法については昨日の記事に書いているので読んでいない方は先に読んでほしい。

「Continue」ボタンをクリックしてVPSにログインする。
この操作以外のログイン方法は、リモートディスクトップアプリでVPS情報を記憶させる方法もある。

上図は私のMacのデスクトップである。
中央の赤枠に見えているのがMicrosoft Remote Desktopのアイコンである。
このアプリを立ち上げると現在私が利用している2つのVPSアイコンが表示される。

上図の左右になっているチャート型のアイコンは2つのVPSを表しており、前回ログイン時の最終画面キャプチャがアイコンとなって表示されている。
そして今回新たに新設したお名前.comのVPSをこの一覧に加えてみようと思う。

上部のプルダウンメニューで「+」マークを選ぶ。
次に「Add PC」を選択して、新しいVPS情報を入力する。

垢枠内をそれぞれ記入するが、「Group」の箇所は任意の英字半角で構わないので、私は「GuupyEA」というグループ名にした。
他はお名前.comからVPSログイン情報として送られてきたメールでコントロールパネルで確認するか昨日のメモを見ながらログインするための情報を入力する。
次のビフォーアフターで各入力項目を察して頂きたい。
下図の左側がビフォーで右の画像がアフターだ。
この情報はお名前ドットコムにのサイトにログインすると閲覧できる。
それについては終盤に書いておこう。

上図の左上の「PC name:」は私の場合はFDC・・・から始まる番号だった。
左図の上から2番目の「User account:」はプルダウンメニューから「Add account」を選択後、お名前.com VPS情報を新たに入力する。
入力が終わったものが右図のレ点が入った箇所だ。
左図「Geteway」項目も同様にプルダウンメニューから「Add Getway」を選択後、お名前.comの情報を新たに入力する。

全ての記入が終わったら右図の右下にある「Add」ボタンをクリックして完了する。

以上でリモートディスクトップの設定を完了すると上図右側のように、新しく追加したアイコン画像が入っていないVPSアイコンが表示される。
画像が無いのは過去に一度もアクセスしていないためで、アクセスした時に最後の画面キャプチャが新しいアイコンとして登録される。
右の新しく登録したアイコンをダブルクリックしてVPSにログインしてみた。

真っ新なVPSに無事ログインができたようだ。
もしRDPファイルをなくしてしまったりした場合はどうしたら良いのだろうか?
ご安心頂きたい。
RDPファイルは何度でもダウンロードすることが可能なのだ。
ではどうしたらRDPファイルを再度ダウンロードしたり、Microsoft Remote Desktopアプリの新しいVPS登録時に必要なログイン情報を再入手できるのか?
次の画像をご覧ください。

そんな時にはGoogle検索窓に「お名前.com Navi」と入力してみよう。
ググった結果「お名前.com Navi」にログインできるはずだ。
ログインしたら上図のように右側の②をクリックして「デスクトップクラウド」にログインできるようになる。
このタブで間違いやすいのが「VPS」タブだ。
ところが「VPS」タブをクリックしても何も出てこない。
その右隣の「デスクトップクラウド」タブをクリックするとこの話の続きが理解できるだろう。
そして上図の③のボタンをクリックしてログインするとこのような画面になる。

上図はリモートディスクトップの管理画面である。
「お名前.com Navi」からログインするとこのようにRDPファイルが再びダウンロードできるようになる。
またMicrosoft Remote Desktopアプリを編集して新たにVPS情報を記憶させるときに必要な情報が掲載されている。

この情報をコピーペーストでMicrosoft Remote Desktopアプリの必要な項目へ入力をすると便利だ。
では次回はログイン後のMT5ダウンロードや同じブローカーのMT5を複数設置できる方法について書いてみたい。
その後上図にある「自動ログイン設定」について書いていこうと思う。
このようにEAでFX自動売買を行うにはそれなりの準備や契約が必要だ。
煩わしい手続きが完了したらその後は1日に1回でもVPSでEAが正常に動いているか監視するだけだ。
そこまでいけば実質的に「ほったらかし」のEA資産運用が可能となる。


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