とうとう出た勝率100%を叩き出したGuppyEAドル円4時間足でのパフォーマンスだ。
これで8つのGuppyEAシリーズは最終章となったわけだ。
8つ目のXM 極口座ドル円4時間足はPF0.0という脅威的なバックテスト結果になった。
PF0.0ということは勝率100%という意味だ。
もちろん1年半だけのテストであるが。
この一年半の為替相場における主役はなんと言ってもドル円だったと言えるだろう。
その恩恵で日本買いが加速し、日経平均は30数年ぶりの最高値をつけている。
その背景にあるのが2022年からのドル買い円売りだ。
金利差は広がる一方でドル円を先頭にユロ円・ポン円とクロス円全般的に大きな上昇相場が展開したのだ。
つまりGuppyEA誕生が今年の5月でクロス円相場は2022年から始まったと考えられるので、2022年からクロス円の相場付きが激変したと言えるだろう。
よってMT5でのリアルテックに基づいたバックテストは2022年からで十分であると考えている次第である。
2021年以前のしょぼい相場には対応していなくとも、2022年から通用するロジックは来年以降の世界の中心にクロス円が君臨している限りは通用するロジックであると想定しているわけだ。
しかしこれはあくまでも私の私見であるので未来のことは誰にもわからない。
そういうことなので2021年以前のバックテストでは大した利益が出ないポンコツEAであったが、2022年からのドル円の大相場と共に急激に利益を出すEAに変身してしまったのである。
前置きが長くなったが本題に入ろうと思う。
これが今回お見せしたいXM 極口座でのバックテストで最高のパフォーマンスを見せたドル円4時間足だ。
まずはこの成績を見て頂こう。

上図の1番はドル円4時間足を使用したバックテストであるという意味でテスト期間は2022年1月1日から2023年6月23日(本日)までとなっている。
2番はslPips=損切り幅が202Pipsで利確幅が61Pipsという意味だ。
リスクリワード202:61と過去最高のハイリスクでもある。
損切りが大きいのが今までのパラメーター設定との決定的な違いである。
ここはある意味では大きなリスクと考えても良いだろう。
勝率が2割で損切り20Pips利確が250Pipsで過去最高益を出したドル円1時間足専用GuppyEAのリスク。
勝率100%で損切り202Pips利確61Pipsのドル円4時間足専用GuppyEAのリスク。
両者の違いは明らかだが、どちらをリスクと考えるか?
それは利用者にお任せするしかない。
では続けて3番は初期証拠金が10万円でスタートしているということだ。
4番は1年半の総損益が1億3908万円を超えているということだ。
今までで最高の総損益がドル円1時間足の勝率2割の4億7千万円だったので、それと比べると総損益自体はそれほど大きくはないわけだが、なんと言っても勝率が100%というのは素晴らしいことだ。
小さな損切りを繰り返しながらコツコツと負けてドカンと稼ぐロジックのドル円1時間足専用EAよりは、気持ち的に勝率100%のドル円4時間足専用EAの方が私には向いているかも知れない。
これは個々人のメンタルとも関係していて、毎回20Pipsの損切りの方が心が安定している場合は勝率2割のドル円1時間足専用EAを使う方が良い。
私のように勝率重視で、コツコツと稼いでどこかでドカンと損切りするタイプが心地よい人もいるだろう。
ドカンと負けると言っても、4連勝で取り戻せる程度ならではの話だが。
最近MQL5で購入した13万円のEAはリスクが500Pipsで利確はトレイリングストップなどで100Pips程度だった。
私が購入したEAは連勝するタイプではないのでリスクが高く結局利益が残らず口座は破綻した。
現在GuppyEAドル円4時間足専用は53連勝中であるので大きな利益となったバックテスト結果であった。
作者も改善してくれはしたが、勝つ見込みがないのでスクラップ工場へ行くロボットになってしまった。

私は個人的にここまで8種類のGuppyEAバックテスト結果を見てきて、迷わずドル円4時間足オンリーで実運用したいと考えている。
昨日のブログでは4つのXM KIWAMI口座で4つのEAという話をしたが、本日のバックテスト結果の記事を書いていて、勝率100%にかけて見たいという気持ちになってしまったのだ。
トレイリングストップや複数ポジションの同時決済などの機能で全てのエントリーが61Pipsの利益を出しているわけではない。
順番を戻して5番についてだが、表題でも書いたように勝率100%=PF0.00ということだ。
RFも5.0以上が理想的なので今回のテスト結果であるPF7.07は十分満足のいく数値である。
7番のグラフは美しい右肩上がりでこれも大満足の結果である。
このグラフにはDDが表示されていないが、この記事を描き終えたら動画の制作に入るので、含み損も表示されるグラフの推移をYouTubeで見れるようにしておこう。
YouTubeではMT5を使用したバックテストでGuppyEAドル円4時間足がどのように取引するのかを再現するためにビジュアル化してある。
ロジック全体が感じ取れるようにしてみたのでぜひご覧頂きたい。
静止画だとこうなる。

少し潰された形なのでわかりにくいが、DDとなる含み損は本線の下に推移している緑色の折れ線グラフだ。
今までは損切りの小さいロジックが多かったので含み益の方が目立っていたが、今回はリスクリワードが61:202と逆転してしまっている。
結果的に含み損を出す機会が多くなるので右肩上がりの折れ線グラフの下に含み損して表示されることになった。
ここもどちらをリスクと考えるかはそれぞれだろう。
では8番についてだが証拠金に対して27%なのでほぼ満足な数値である。
もちろんDDは小さいに越したことはないので数%で済めばかなり良いのだが、ざっくり見て40%以下なら良いかと考えている。
最後に9番で勝率はショートもロングも100%と大満足な勝率で終わった。
もちろんこの勝率100%は未来を保証するものではないのだが、どこで損切りをするのかをリアル口座のフォワードテストで検証したいと考えている。
さて過去記事ではFXGT Pro口座で4つのEAについて先に書いてきた。
FXGT Pro口座は推奨はしていないが、過去記事はこうだった。
ここ最近はXM 極口座で4つのEAについて書いてきた。
そして最近の記事の中でXM 極口座でのドル円1時間足のGuppyEA史上最高損益は1年半で4億円越え!!のこの記事だった。
最終結論が今回の記事となって大トリはXM 極口座でドル円の4時間足を運用したGuppyEAということでバックテストについては最終章となる。

これで8種類のEAについてバックテストを公開してきたが、リアル口座についての公開は7月から今回のXM KIWAMI口座ドル円4時間足専用GuppyEAだけでやってみようと考えている。
7月からXM 極リアル口座を運用開始するので、月一でもリアル口座の実績を報告していこうと考えているが気まぐれなので気が向けばの話だ。
とにかく1年半で負けなしと言ってもいつかは負けるだろうし、それが運用初日かも知れないのだ。
そう考えると200Pipsの損切りをしてもその後まだ戦える状況を想定してRisk設定を考えなければならないと思う次第である。

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